【書籍の紹介】『ラウンドテーブルトーク 児童精神科医という仕事』
今回は、11月17日発売の書籍を紹介します。元国府台病院の児童精神科医が執筆した本です。そうそうたるメンバーが執筆されています。岩垂先生が編著者で、小平雅基先生、渡部京太先生、そして、齊藤万比古先生。発売前なので、まだ読んでいませんが、期待値は大です。
金剛出版のHP(https://www.kongoshuppan.co.jp/book/b636235.html)からの抜粋です。
本書は,わが国の児童精神科医療に関わる関係者に向けて,臨床における現場感覚を生き生きと感じ取ってもらうことと,児童精神科臨床の現状と問題点や課題を提示することを,主な目的として企画した。
第1部では,齊藤万比古医師と岩垂喜貴医師による,『児童精神科入院治療の実際―子どもの心を守り,癒やし,育むために』(金剛出版)刊行記念として開催されたトークイベントが収載されている。児童精神科入院治療の草創期から始まり,入院治療の魅力,チームの連携,スタッフの燃え尽き防止策など,教科書的な知識ではなく,臨床実践に基づいた入院論・治療論が語られる。
第2部では,児童精神科という同じ臨床の場を持ちながらも,それぞれ異なるアプローチで臨床に携わってきた経験豊富な4人の医師が,児童精神科医療の実際や児童精神科における治療,東日本大震災・コロナ禍を経験し,ウクライナ戦争下における,これからの児童精神科臨床についてラウンドテーブルトーク形式で大いに語りあう。
児童精神科医として模索し,実践してきた臨床の道のりから生み出された,さまざまな知恵や示唆は,実際の臨床に携わる多くの関係者にとって指針となり,明日への臨床の活力を与えてくれるだろう。
この内容の紹介を読んだだけでわくわくしてきますね。私たちも看護師バージョンを書いたら面白いかもしれませんね。