またもや久しぶりの更新となります。多くの看護学科では、後期より本格的な領域実習が始まり、ブログの更新が出来ませんでした。インターバルの期間に更新です。
それで、今回は、デジタルゲーム教材制作の進捗をご報告します。
残念ながら、業務上の事情により、教材制作チームのメンバーが一人抜けることになり、現在は2名体制で制作を進めています。その影響もあり、当初想定していたスケジュールからは、若干の遅れが生じています。
現在取り組んでいる作業は、ガイドラインに示されているCaseをもとに、 「どのようなゲーム展開がよいのか」 「どのような選択肢を提示すべきか」
といった点を検討する段階です。
各メンバーがそれぞれラフ案を作成し、それを共有したうえで、制作中に生じた迷いや疑問、引っかかっている点などを会議の中で言語化しながら進めています。完成形を一気に目指すというよりも、試行錯誤を重ねながら少しずつ形にしている、という表現が近いかもしれません。
ゲームの展開そのものは、比較的イメージしやすい一方で、選択肢を考えることには難しさを感じています。 現時点では、2つの選択肢によって展開が分かれる構成を想定していますが、どうしても選択肢が「極端」になりやすく、そうすると迷う余地が少なくなり、ゲーム性が薄れてしまうのではないか、という悩みがあります。
一方で、議論を重ねる中で、「選択肢が極端であってもよいのではないか」という考えにも至りました。重要なのは、新人が実際に選びそうな選択肢になっているかどうか、そして仮にそれが「望ましくない選択」だったとしても、
「なぜその選択肢が適切ではないのか 」「どうすればよかったのか」といった説明やフィードバックが、ゲームの中で丁寧に示されていれば、十分に学習につながるのではないか、という点です。
あくまでも、このデジタルゲーム教材は、ガイドラインの延長線上にある教材であり、主な対象は新人です。高度な判断力を求めるものではなく、ガイドラインに書かれている「基本的な考え方」や「対応のイメージ」を、具体的な場面として可視化・体験できることを目的としています。
つまり、目指しているのは「ゲームそのものの面白さ」以上に、ガイドラインのイメージ化です。
現在も、少なくとも月に1回はミーティングを行い、メンバー間で意見を交わしながら制作を続けています。進みは決して速くありませんが、立ち止まりながら考える時間も含めて、大切なプロセスだと感じています。
また、進捗などについてご報告したいと思います。