最近、思うこと・・・

 本日は、こどもの日ですね。こどもの日は、1948(昭和23)年の「国民の祝日に関する法律」の制定当初に定められた計9日の「国民の祝日」の一つで、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日のようです(内閣府)。私にも、こどもがいますが、本当に「こどもの幸福」を第一に願うばかりです。また、私も、母からみれば息子の一人。母の日だけではなく、こどもの日にも、母には感謝したいと思います。

 さて、本題に入り、「最近、思うこと」なんですが・・・

 前回のブログで、2名の精神科認定看護師さんと話をしたとお伝えしましたが、その中で、そろそろ後進の育成をしていかないといけない年齢になってきたという話題になりました。私も含めて3名は、まだまだ引退する年ではありませんが、人を育ているためには時間がかかるため、今から後進の育成を考えていかないといけないと話し合いました。

 精神科認定看護師は、専門領域がなくなったため、以前に比べて児童精神科看護について重点的に勉強したいという人が減ってきた印象とのことでした。児童精神科看護は、一般的な大人の精神科看護とはかなり異なるため、専門的な視点が必要になってきます。児童精神科を希望する新人は、どこの病院でも多いと聞いていますが、それをずっと専門にやっていく看護師は少ない印象です。非常に残念なことです。院内・院外でも、児童精神科看護を継続的にしっかり学ぶ看護師が少しでも増えてほしいです。そのために、私たちができることは、児童精神科看護の魅力を看護師や学生に伝えること、そして、看護を見える化し、児童精神科看護の確立をしていくことだと思っています。ただ、これには私たちの力では難しく皆さんのご協力が必要だと考えております。

 また、児童精神科看護に関する教育者/研究者について、最近は少しずつ増えているという印象がありますが、まだまだ少ない現状ではないでしょうか。一個人で活動することも大切だと思いますが、私自身はみんなで力を合わせて、児童精神科看護を盛り上げることも重要だと思っています。それについて、今後、何かできないか模索中です。また、家族支援に関する活動や研究にご興味がある看護師や教員の方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。みんなでいろんなことを考えていけたら嬉しいです。

2024年05月05日